阪神(鳴尾)競馬場
兵庫県西宮市、宝塚市
阪神(鳴尾)競馬場沿革
明治40(1907)年3月20日 関西競馬倶楽部設立
明治40年8月29日 鳴尾速歩競馬会設立認可
明治40年11月10日 関西馬匹改良株式会社、鳴尾村本郷西浜に競馬場竣工
明治40年11月17日〜24日 関西競馬倶楽部、競馬場を借り上げ初開催(4日間)
明治41年6月20日〜28日 鳴尾速歩競馬会、」同村東浜に設置した競馬場で初開催(4日間)
明治43年5月23日 両団体合併。阪神競馬倶楽部と改称。西浜の競馬場が存続
昭和10(1935)年3月31日 新競馬場竣工
昭和10年4月6日〜21日 阪神競馬場新築記念競馬開催(8日間)
昭和12年5月31日 阪神競馬倶楽部解散。日本競馬会阪神競馬場となる。
昭和18年4月3日〜18日 阪神競馬場での最終開催(8日間)。競馬場は軍用地として接収される。
昭和23年7月19日 新競馬法施行日本競馬会解散、国営となる。
昭和24年11月15日 京阪神競馬(株)が宝塚市仁川に競馬場建設、竣工
昭和24年12月3日〜25日 戦後初開催(国営、8日間)
昭和29年9月16日 日本中央競馬会設立。競馬場施設、京阪神競馬(株)から競馬会に譲渡
絵はがきなど
関西競馬倶楽部 競馬場 (関西馬匹改良株式会社建設)
消印 : 局名 日付不明 明治41〜43年
差出人、宛名人は関西競馬倶楽部と東京競馬会関係者。明治43年5月にはそれぞれ、阪神競馬倶楽部、
東京競馬倶楽部となっている。
(未収集) (未収集)
スタンドの周囲に足場あり
正門
鳴尾村端から遥かに関西競馬倶楽部馬見場を望む (手前の船の数、位置が違う写真を使った絵はがき3枚)
消印 : 名古屋大阪間鉄道印 明治40.12.28 到着印 : 郵便局名 不明 明治40.12.28
馬見席 関西競馬倶楽部 尼崎酒見泉金堂製
消印 : 局名 不明 明治40.11.18 到着印 京都五条郵便局 明治40.11.19
消印 : 神戸郵便局 明治40.11.18 到着印 柳生郵便局 明治40.11.20
(部分拡大)
明治40年11月第1回競馬の記念スタンプ
(いずれも郵便局使用の公式のものではなく作成者不明)
関西競馬倶楽部会長の愛馬
関西競馬倶楽部馬場の暁 関西競馬倶楽部馬場
明治44(1911)年3月12日、朝日新聞社主催で大阪城東練兵場でボールドウイン飛行団による飛行が行われた。
その1週間後3月19日、鳴尾競馬場で飛行。飛行団の飛行士はボールドウイン、マース、シュライバーの3氏。
明治44年3月19日 飛行大家米人マース氏 複葉式飛行機飛揚光景 (於鳴尾競馬場) 未収集
大正2年5月3日、大阪朝日新聞社主催で飛行家武石浩波(1884〜1913)が鳴尾競馬場で3回飛行したときのもの。
翌5月4日には大阪経由京都までの飛行を実施、10時22分鳴尾競馬場を離陸、10時40分大阪城東練兵場に着陸、
12時31分離陸し京都に向かい、12時55分着陸予定地京都伏見深草練兵場にて墜落、武石浩波は死亡。
絵はがきには場所を示すものはありませんが、飛行家ART SMITHが大正5年4月24、27日
および大正6年4月30日、5月1日に鳴尾競馬場で飛行興行を行ったとする記録があることから
大正5、6年頃作成の「鳴尾競馬場」の絵はがきと推測。
一の谷古戦場と鳴尾競馬場(絵はがきには「鳴尾飛行場」と表記)
生方大吉 衆議院議員に送られた昭和5年4月開催競馬の招待状
消印 西宮局 昭和5.3.28 招待状 表面 招待状 裏面の注意書き
五十嵐甚蔵 貴族院議員に送られた封筒(中身なし)
消印 局名 判読不能 昭和5.3.24 到着印 新潟水原局 昭和5.3.26
上掲の生方大吉衆議院議員あてと同じ招待状が送られたものと推定。
阪神競馬倶楽部作成 絵葉書
阪神競馬倶楽部は明治43年5月〜昭和12年5月の間存在、「奉祝」とあることから皇室の慶事を祝した
記念絵はがきと推定されますが、この間に大正、昭和の大礼もありましたし、具体的にはわかりません。
阪神競馬倶楽部理事長 昭和3年年賀状
消印 高津郵便局 昭和3.1.7
昭和10年3月31日 阪神競馬倶楽部作成 新築記念絵葉書
小型印 : 阪神競馬場新築記念(昭和10.4.6〜21)
初日印 最終日印
日本競馬会 絵はがき(上掲の阪神競馬場新築記念の絵はがきと同じもの)
昭和12年5月31日 日本競馬会となり、表面の「阪神競馬倶楽部」を飾り罫加刷して消している。
スタンプ : 郵便局での小型印の使用ができなくなっため日本競馬会で作成したと推測
昭和15年春季競馬 記念スタンプ
昭和14年春季競馬 記念スタンプ
阪神競馬競馬倶楽部 昭和11年春季競馬(4月3日〜19日)開催告知絵はがき
小型印(鳴尾競馬大会記念 昭和10.11.8) 小型印(鳴尾競馬大会記念 昭和10.11.24)
阪神競馬競馬倶楽部 昭和11年秋季競馬(10月24日〜11月8日)開催告知絵はがき
小型印(阪神競馬秋季大会記念 昭和11.10.25)
阪神競馬競馬倶楽部 昭和12年春季競馬(4月10日〜25日)開催告知絵はがき
小型印(阪神競馬秋季大会記念 昭和11.10.25)
阪神競馬競馬倶楽部 小型印(阪神春季競馬大会記念 昭和12.4.10)
日本競馬会 昭和12年秋季競馬(11月13日〜28日)開催告知絵はがき
日本競馬会 阪神競馬場
日本競馬会 阪神競馬場
消印 : 西宮郵便局 昭和12.12.15 宛名人及び差出人 日本競馬会関係者 文面 札幌競馬場長栄転祝辞
小型印 (阪神競馬春季大会記念 昭和11.4.4 昭和11.4.18 )
昭和12年春季競馬入所証及び馬券と小型印 未入手
昭和12年秋季阪神競馬会記念 写真に押印
写真裏面に昭和12(1937)年の東京優駿競走2着のサンダーランド号と手書きあり。
宝塚観光絵はがき 昭和25〜30年頃
絵はがき収納袋 裏面
阪神競馬場40周年記念絵葉書 : 平成2(1990)年 日本中央競馬会作成
昭和24年ごろのスタンド風景 昭和28年ごろのスタンド風景
(昭和24年10月、京阪神競馬(株)によって宝塚市仁」川に建設された国営時代のスタンド)
昭和34年10月、改築後の2号スタンド 平成2年、第50回桜花賞のスタート
平成3年11月完成の新スタンド完成予想図 航空写真 平成2(1990)年
芝外回りコース(1周2089m)完工 平成18(2006)年
阪神競馬平成14年3月23日〜4月14日開催告知絵はがき
平成14年3月15日から京阪神のレストラン及び阪急神戸線の梅田駅などの構内で配布
関西在住 H様 提供
小型印(戦前)
阪神競馬場新築記念 鳴尾競馬大会記念 阪神競馬春季大会記念
昭和10.4.6〜21(8日間) 昭和10.11.8〜24(8日間) 昭和11.4.3〜19(8日間)
阪神競馬秋季大会記念 阪神春季競馬大会記念 秋季阪神競馬会記念
昭和11.10.24〜11.8(8日間) 昭和12.4.10〜25(8日間) 昭和12.11.13〜28(8日間)
小型印(戦後)
国営第1回阪神競馬記念 阪神競馬場40周年記念 阪神競馬場リフレッシュオープン記念
昭和24.12.3 平成1.10.27 平成3.11.30
フレーム切手
第50回宝塚記念フアン投票 D賞 2009.8
阪神競馬場70周年
2019 阪神競馬メモリアル抽選会のB賞賞品 作成数、当選数 不詳
郵便番号 5桁 第1種定型封筒 中央競馬50周年記念切手貼付の第1種定型封筒
消印 : 宝塚郵便局 平成4.11.2 消印 : 淀川郵便局 平成16..7.15