HOME (18)競馬場 戦前競馬場写真集
園田競馬場 姫路競馬場 淡路競馬場
兵庫県川辺郡園田村(現尼崎市) 兵庫県姫路市北平野 兵庫県三原郡(元)市村、(前)三原町、(現)南あわじ市
園田競馬場沿革
昭和4(1929)年4月10日 三原郡畜産組合が淡路競馬場で初開催(3日間)
昭和5年12月19日 淡路競馬場を園田競馬場に移転、兵庫県畜産組合連合会主催で初開催(3日間)
昭和14年 軍馬資源保護法公布により鍛練馬競走を昭和19年まで実施
昭和21年11月20日 地方競馬法公布、昭和21年中に2回開催、昭和23年の新競馬法公布までの間に計8回45日間開催
昭和23年7月13日 新競馬法公布、兵庫県、神戸市、尼崎市などが開催
昭和41年4月1日 兵庫県地方競馬事務協議会設立(構成団体 : 兵庫県及び尼崎市など主催者)
昭和55年10月1日 兵庫県競馬組合設立(構成団体 : 兵庫県、尼崎市、姫路市)
姫路競馬場沿革
昭和24年9月28日 兵庫県が設置。姫路市主催で初開催。兵庫県、神戸市、尼崎市などが開催
(昭和22年から24年まで開催された淡路競馬場が昭和24年9月6日廃止され、移転)
昭和41年4月1日 兵庫県地方競馬事務協議会設立(構成団体 : 兵庫県及び姫路市など主催者)
昭和55年10月1日 兵庫県競馬組合設立(構成団体 : 兵庫県、尼崎市、姫路市)
淡路競馬場沿革
昭和4年4月10日 三原郡畜産組合が初開催
昭和5年 園田競馬場に移転、廃止
昭和23年 再開、兵庫県県営競馬を昭和24年まで開催
昭和24年9月6日 姫路競馬場に移転、廃止
兵庫県(園田、淡路及び姫路競馬場)での主催者変遷(昭和23年7月新競馬法公布後)
兵庫県 昭和23年度から単独開催、昭和55年10月1日兵庫県競馬組合設立
尼崎市 (昭和23.9.25指定、戦災、競馬場存在) 昭和23年度から単独開催、昭和55年10月1日 兵庫県競馬組合設立
姫路市 (昭和23.12.22指定、戦災、競馬場存在) 昭和24年度から単独開催、昭和55年10月1日 兵庫県競馬組合設立
神戸市 (昭和23.9.25指定、戦災)(昭和43.4.1指定、災害) 昭和23〜48年度から単独開催、昭和48年度をもって指定期限切れ
西宮市 (昭和23.9.25指定、戦災) 昭和23〜29年度単独開催、昭和30年12月1日 兵庫県五市競馬事務組合設立
芦屋市 (昭和23.12.22指定、戦災) 昭和24〜29年度単独開催、昭和30年12月1日 兵庫県五市競馬事務組合設立
明石市 (昭和23.12.22指定、戦災) 昭和23〜29年度単独開催、昭和30年12月1日 兵庫県五市競馬事務組合設立
武庫郡七ケ町村競馬事務組合 (構成団体 鳴尾村、本庄村、本山村、魚崎村、位吉村、御影町、良元村。いずれも昭和24.9.24指定、戦災
昭和24年10月6日設立、昭和25年4月1日名称変更、武庫郡町村競馬事務組合) 昭和24年度開催
武庫郡町村競馬事務組合 (旧武庫郡七ケ町村競馬事務組合、昭和25年4月1日名称変更、市町村合併により昭和26年3月31日解散)
昭和25年度開催
伊丹市良元村競馬事務組合 (構成団体 伊丹市(昭和26.11.9指定、戦災、風水害)、良元村
昭和26年11月20日設立、良元村の宝塚市との合併により昭和29年3月31日解散。) 昭和26〜28年度開催
伊丹市宝塚市競馬事務組合 (構成団体 伊丹市、宝塚市(旧良元村)。昭和29年8月4日設立
昭和30年11月30日解散。 同年12月1日新組合設立、兵庫県五市競馬事務組合) 昭和29〜30年度(9月まで)開催
兵庫県五市競馬事務組合 (構成団体 西宮市(旧鳴尾村編入)、芦屋市、明石市、伊丹市、宝塚市 昭和30年12月1日設立)
昭和30(31年1月から)〜42年度開催、昭和42年度をもって指定期限切れ
兵庫県競馬組合 (構成団体 兵庫県、尼崎市、姫路市。昭和55年10月1日設立) 昭和55年度(10月)から開催
洲本 淡路(洲本城山、淡路洲本三熊山、三熊山、淡路、洲本三熊山上、洲本三熊公園山頂)競馬場 絵はがき
梯商店 発行 国立淡路公園期成会発行
船越商店 発行 船越商店 発行
船越商店 発行 船越商店 発行
淡路洲本三熊公園案内図
拡大複写
これらの絵はがきの淡路競馬場は、洲本市の三熊公園にあった競馬場で、園田競馬場及び姫路競馬場の前身となった
市村の淡路競馬場とは別のものです。
この淡路競馬場の経緯、競馬場の形態などはよく分かりませんが、三熊公園案内図の沿革に「大正二年道路改修其他設備を
施し大濱を併せ三熊公園と・・・」とあることから設置時期は明治から大正初期と推測します。
そして、この淡路競馬場は昭和2年の地方競馬規則の公布に伴い、この競馬場での継続は難しく、昭和4年の市村の
淡路競馬場での競馬開催とともに廃止されたと推測します。
梯商店と船越商店作成の絵はがきにそれぞれ「城山」、「三熊」とあるが、沿革に「高熊山は形から御城山ともいうが背後に
乙熊山、虎熊山があるを以て三熊山とも云う」とあることから同じ競馬場の呼称と推測します。
上掲の写真を使った絵はがき6枚のちょっと面白いと思われる点は競馬場の呼称が6枚すべて違うということです。
下4枚の同じ写真を使った船越商店発行の絵はがきは「淡路競馬場」としつつ1枚づつ違う呼称を併記してます。
当時、地元の方々、競馬フアンの通称、呼称はどうだったのでしょうか。
兵庫県では淡路島での競馬の歴史が古く、絵はがきのような競馬場での祭典競馬が盛んに行われ、そのことが兵庫県での
最初の公認地方競馬が、淡路競馬場((元)市村、(前)三原町、(現)南あわじ市)において昭和4年4月10日から開催された
ことにつながったのでしょう。
しかしながら翌昭和5年には園田競馬場に移転、さらに戦後再開し兵庫県営競馬を昭和23年、24年と開催したが、これも
姫路競馬場に移転することとなり昭和24年9月6日廃止されました。同じ競馬場から二か所の競馬場移転につながった例は
ほかに聞きません。
淡路新聞社主催第2回淡路競馬大会 : 明治40.10.21
雨天での開催の様子 場所不明 消印 洲本郵便局 明治40.10.? 支援者に対する礼状
昭和25年第1回芦屋市営姫路競馬(芦屋市営園田姫路地方競馬通算第2回)の案内状
芦屋市は昭和24年度から単独開催。昭和30年12月1日一部事務組合設立、昭和42年度まで開催。
兵庫県など 第1種定型封筒
第1種定形郵便料金 25gまで 15円 (昭和41(1966).7.1 〜 47.1.31)
20円 (昭和47(1972).2.1 〜 51.1.24)
50円 (昭和51(1976).1.25 〜 56.1.19)
60円 (昭和56(1981).1.20 〜 平成元.3.31)
62円 (平成元(1989).4.1 〜 6.1.23)
80円 (平成6(1994).1.24 〜 26.3.31)
82円 (平成26(2014).4.1 〜 令和元.9.30)
84円 (令和元(2019).10.1 〜 令和6.9.30)
定形郵便料金 50gまで 110円 (令和6(2024).10.1 〜 )
兵庫県、園田公営競馬管理事務所、姫路公営競馬管理事務所
神戸中央局 昭和46.4.8付消印 尼崎北局 昭和47.10.2付消印 尼崎北局 昭和48.12.5付消印
姫路局 1972.1.28付消印 姫路局 1973.12.25付消印 姫路局 昭和54.11.22付消印
尼崎市
尼崎局 1972.4.6付メータースタンプ 尼崎局 昭和55.5.8付消印
神戸市(昭和49年3月31日指定期限切れ)
伊丹局 昭和45.11.9付消印
神戸市役所内局 1970.10.13付 神戸市役所内局 1971.4.12付 神戸市役所内局 1972.5.11付
メータースタンプ メータースタンプ メータースタンプ
姫路市
姫路局 1971.10.26付消印 姫路局 昭和48.10.5付消印 姫路局 昭和55.4.23付消印
兵庫県地方競馬事務協議会(昭和41年4月1日設立)
神戸中央局 1975.4.21付消印 尼崎北局 昭和51.1.24付消印 神戸中央局 1976.4.2付消印 姫路局 昭和55.3.24
麻布局 昭和51.1.25付到着印
兵庫県競馬組合(昭和55年10月1日設立)
神戸中央局 昭和55.12.4付消印 尼崎北局 昭和56.1.27付消印 姫路局 昭和61.4.5付消印
麻布局 昭和61.4.5付到着印
尼崎北局 昭和62.6.26付消印 西宮局 昭和62.12.18付消印 尼崎北局 平成1.4.7付消印 尼崎北局 平成1.4.18付消印
栃木関谷局 昭和62.12.19付消印 地全協接受印 平成1.4.10 麻布局 平成1.4.19付消印
地全協接受印 平成1.4.19
尼崎北局 平成6.1.19付消印 尼崎北局 平成6.1.27付消印 尼崎北局 平成15.11.12付消印 尼崎北局 平成21.4.20付消印
地全協接受印 平成6.1.21 地全協接受印 平成6.1.31
神戸場外が増え、平成16年5月作成の封筒にはインターネットURLを付記
尼崎北局 平成31.2.14付消印 尼崎北局 令和元.10.8付消印 尼崎北局 令和6.10.15付消印
兵庫県馬主協会
尼崎北局 平成6.12.16付消印
園田競馬場
(地方競馬全国協会昭和49年刊行の「地方競馬史」から複写)
(地方競馬全国協会平成13年刊行のパンフレットから複写)
姫路競馬場
(地方競馬全国協会昭和49年刊行の「地方競馬史」から複写)
(地方競馬全国協会平成13年刊行のパンフレットから複写)
昭和13年頃 帝国馬匹協会作成「全国地方競馬場写真帖」
園田競馬場
平面図 ( 走路 1000m)
入場門 投票所
スタンド 走路
全景