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                                            旧中国の競馬場


                      
戦前、朝鮮や中国などへの日本の進出に伴い在外郵便局を設けられたり、郵便切手が発行され、民間でも日本人向けの
                         観光絵はがきが作成されています。
                          中国の競馬場では上海、新京、奉天、哈爾濱などの競馬場の絵はがきが存在します。これらを「日本の郵趣の中の競馬」
                         として紹介します。
                          残念ながらいずれの競馬場も資料がなく設立経緯などほとんど不明です。ご教示いただければ幸いです。
                                  
                                    哈爾濱競馬場    新京、奉天、天津、香港競馬場   上海・外人競馬場、上海・江湾鎮競馬場など



                                                    
上海(大馬路)競馬場 絵はがき


                         上海競馬場は英国人による1850年設立の「上海跑馬総会(Shanghai Horse Race Society)」が競馬場を設置、開催したのが始まりで
                       その後移転、ここに掲載している絵はがきの形状になったのは1930年代と推測します。
                         第2次世界大戦後、中華人民共和国となり、上海競馬場は人民広場となり、博物館などが設けられています。その中で競馬場
                       ゆかりのあるものは唯一、時計台のあるクラブハウス(1933年竣工)が上海市文化財として保存対象となり、上海市美術館となって
                       現存しています。そのほか絵はがきに見える競馬場脇にそびえる22階建てのパークホテル(1934年竣工、現ホテル国際飯店)なども
                       現存しています。
                           走路の長さなど競馬場の規模は資料がなく分かりません。
                           また、上海にはほかに外人競馬場と江湾鎮競馬場があり、絵はがきもありますが、その設立経緯など分かりません。

                                                   上海競馬場の今 (写真:2010.4.23 撮影)




                                                   
                       軍事郵便実逓 発信日付 昭和16?.12.3  文面 返事                 上海郵便局 1942.8.30 近況報告

                                    
                  
                                        

                                           
                                     上下掲の実逓絵はがきと同じ写真    時計台のあるクラブハウスは上海市美術館として現存


                           
                                                                    消印 :  郵便局名不明 日付 1940.1.1


                           
                                                                    消印  :  郡山郵便局 昭和14.6.26


                
             消印 :  郵便局名、日付 不明                                                 軍事郵便実逓 発信日付不明


                            
                                                               消印 : 名古屋東郵便局 昭和16.9.22  文面 礼状


                                
                                                           紀元2603年(昭和18年)年賀状


                                        
                                                      上掲の実逓絵はがき3種と同じ写真


                      
                              旧中国上海南京地区用加刷切手(1942~1945発行)貼付の実逓  消印日付判読不能  文面 近況報告



                               
                                                                      上海競馬場付近より市街を望む


             
                  大馬路競馬場よりパークホテルを望む。パークホテルはホテル国際飯店として現存             軍事郵便実逓 発信年不明 10月2日   文面  近況報告



                            
                        (拡大)                     軍事郵便実逓 発信年月日 昭和16.10.18    文面  礼状

                             上掲、下掲の絵はがきの「GRAND THEATRE」の看板から英語が消え、絵はがき文面の「POST CARD」も日本語表示となっている。
                             当時の日本の影響で英語が消えたが、戦後、英語表記の看板を復活させたと推定。
 

                                           
                                          この絵はがきと同じ写真が使われ、色付けして下の2枚の絵はがきが作成されています。
                                          
          
     空に浮かぶ雲の位置、建物の色、走路は芝?、ダート?。実際の光景はどちらが近かったのでしょうか。       消印 判読不能 ホテル(萬歳館旅館)のスタンプ日付 昭和?14.12.5 
                                                                                  文面 出張による上海到着報告、帰国予定日など


           

                                                             


                    

                                           
                                                                           


                     


                      
                                                    パークホテル建設(1934年)前の絵はがき
                                                    上下4枚の絵はがきは同じ写真によるもの。

                      
                                                                                    大連汽船(株)発行
                                                       走路は色づけが違い、緑と茶