当時の福島競馬場のスタンド風景と
「福島競馬開設50周年記念 福島郵趣会」と記載
日本の郵趣の中の競馬
岩見沢ばんえい競走
(11) 絵入りはがき(郵趣会製ほか)
官製絵入りはがきは官製はがきの裏面(通信面)に写真を載せていますが、各地の郵趣会が作成している絵入りはがきは
官製はがきの表面(宛名面)の下半分に写真などを載せています。この絵入りはがきは購入した官製はがきに絵などを印刷
すればできますから、誰でも作ることができますが、ここでは私が入手している各地の郵趣会作成のものを紹介します。
新潟競馬及び岩見沢ばんえい競馬のものは郵趣会作成ではありませんが、官製以外のものとしてまとめて掲載します。
福島競馬開設50周年記念 福島郵趣会 作成
福島郵趣会が福島競馬開設50周年を記念して昭和47(1967)年7月15日官製はがき「夢殿}を
使用して作成、ついで「暑中見舞」2種を、さらに同年8月に「飛天」を使用して作成しています。
作成枚数はいずれも800枚、計3200枚。 (作成経過及び作成枚数:福島市在住鈴木氏から)
新潟競馬・三条競馬 新潟県競馬組合作成
登戸郵趣会主催第8回趣味の切手展は第50回日本ダービー記念切手発行にあわせて競馬切手を展示するとともに競馬
切手の絵入りはがき3種を作成、また記念小型印(登戸郵便局)を使用しました。
切手展開催期間:昭和58(1983)年5月28日〜29日
第8回趣味の切手展 3枚組 登戸郵趣会作成
カツラノハイセイコ号 3枚組 浦河郵趣会作成
絵入りはがきの作成は掲載したもののみだったのか、また作成時期も未確認。はがきの料額印面
40円は昭和56(1981).4.1〜平成1(1989).3.31。戦後の新潟(地方)競馬及び三条競馬
は、新潟県、三条市などがそれぞれ開催していたが、昭和40年「新潟県競馬組合」設立。
平成14(2002)年1月4日の新潟競馬をもって経営不振のため廃止された。
第46回日本ダービー(昭和54年)で優勝したカツラノ
ハイセイコ号と生産牧場鮫川牧場及び日高の放牧
風景の3枚組ですが、掲載のもの1点のみ競馬とし
ます。 発売時期未確認。
記念スタンプは「第11回全日高切手展」
日付 昭和55.7.19.
はがき裏面 はがき表面
第50回日本ダービー記念 5枚組 福島郵趣会 作成
福島郵趣会が第50回日本ダービー記念切手発行を記念して作成しました。
競べ馬 発祥の図
桜井郵趣会(奈良県) 作成
戦前に使用された競馬小型印と馬券、入場券などを配している。
「1983.5.29」とあるが第50回ダービーの実施日。記念切手発売は28日、裏面の消印も28日付。
はがき収容封筒表面 裏面
作成者及び作成時期不明。
はがき料金10円の適用時期は昭和47年(1972)2月1日〜昭和51年(1976)1月24日
農民ばんばのふるさと
北海道河東郡鹿追町
このはがきの作成時期は、郵便はがきの料金40円の期間 昭和56(1981)年4月1日〜昭和64(1989)年3月31日の間と推定。
「瓜i幕(うりまく)ばんば」は、最後の大会として令和4(2022)年7月16日、「鹿追町競(けい)ばん馬競技大会」が行われたようです。
’ ’75 岩見沢ばんえい競馬
岩見沢競馬協会 1975年発行
競馬法25周年記念切手及びドイツの競馬切手を印刷した絵入りはがき
はがき収容封筒表面 切手展開催パンフレット 切手展に「競馬切手」を出品しましたが、昭和58年末現在収集していた競馬切手は123種でした。
夢殿
暑中見舞
飛天
中京競馬場グランドオープン
(2012.3.2 ? 作成者、販売価格など不明)